最新のロボットが⼀堂に集合!世界最⼤規模の「2022国際ロボット展」開催

2年に⼀度開催する世界最⼤規模のロボット専⾨展「2022国際ロボット展(iREX2022)」が今年で24回⽬を迎える。今回は『ロボットがつなぐ⼈に優しい社会』をテーマに、⼈とロボットが共存・協働する社会を⽬指して2022年3⽉9⽇(⽔)〜12⽇(⼟)の4⽇間、東京ビッグサイトで開催中。

昨今、⽤途が拡⼤する産業⽤ロボットの最新システムや関連機器の展⽰のほか、コロナ禍でも活躍するサービスロボットなどが多数展⽰されている。そして今回は新たに「部品供給装置ゾーン」「マテハン・ロボットゾーン」を新設し、パーツフィーダなどの供給システムや物流業界で活躍する最新のロボットシステムを展⽰。多数の講演や出展者によるセミナーも連⽇実施中だ。

エプソン史上過去最⼤のブースで、“未来のものづくり”を提案

今回も600の企業や団体が参加する「2022国際ロボット展」。展⽰の中には⾞など⽐較的⼤きなモノを持ち上げたり、積み替えたりする作業⽤のロボットが多く⾒受けられる中、エプソンはむしろ逆に“小型コンパクト”という視点で、3つの展⽰ゾーンに分け、エプソンが⽬指す⼯場の姿や技術⼒を提案する。

■メインステージ
ブース⼊り⼝には「エプソンロボット⾳楽隊」が配備されていた。繊細な作業ができる6軸ロボットをわかりやすく伝えるために、電⼦楽器の「オタマトーン」を使って『ドラゴンクエスト Ⅰより「序曲」』などの演奏し、その横でスカラロボットがMIDIパッド コントローラー 「novation LaunchPad」でビートを刻んだ。

■未来のものづくりゾーン
エプソンでは、⻑年培った「省・⼩・精の技術」に基づく、試作から出荷まで全⼯程を設計できる技術⼒や提案⼒に⾃信を持つ。それらの製造プロセスを“コンパクトにつなぐ”⼒が未来のものづくりのキーワードになると考えているとのこと。“ものづくりの仕組みをリバースする(ひっくり返す)”という意図を込め、実演サンプルとして「リバーシ」の製造プロセスを展⽰していた。

3Dプリンターでケース内箱を短時間で試作造形し、精密機器などの⼩さな部品を製造できる⼩型射出成形システムを使⽤して部品を製造。

微妙な⼒加減を制御できるセンサーを搭載した⽔平多関節(スカラ)ロボットがメダルの組⽴を⾏い、その後、立体面印刷装置がリバーシを入れた外箱にメダルの絵柄をダイレクト印刷し、最後に完成品を自律走行搬送ロボットで搬送するという一連の製造プロセスのデモを実演していた。

「2022国際ロボット展」ではもちろんエプソン以外にも、たくさんの⽤途に合わせたロボットがテーマも⼤きさも様々に、ロボットの最先端として展⽰されている。

私たちの⽣活にも⾝近になってきたロボットとの共存の世界。ぜひこの機会にロボットの可能性を模索してみてはいかがだろうか。

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