「一人ひとりに“ちょうどいい”くらしへ」をテーマにパナソニックが新たな家電やサービスを発表

昨年から私たちの生活は大きく変化している。この2021年後半より、新しい社会、新しいくらし方に寄り添う、新しい家電製品やサービスについてパナソニックよりオンライン発表会が行われた。今回の発表会では、「一人ひとりに“ちょうどいい”くらしへ」をテーマに新製品ではエアコンやコードレススティック掃除機、レイアウトフリーテレビとともに、新サービスではIoT対応家電での「Panasonic Care」や「音声プッシュ通知」、有料の「エアコンクリーニングサービス」を発表した。

今回のオンライン発表会では、パナソニック株式会社 専務執行役員 アプライアンス社 社長 品田正弘氏より、「新たに発表する家電とサービスは未来に続く進化の第一歩であり、ニューノーマル時代に向かうパナソニックの新たな挑戦。理想の社会とくらしに向けてパナソニックの家電は人生を楽しむ、一人ひとりのベストパートナーになる」と宣言した。

在宅時間が増え、家事の機会も増えたことだろう。パナソニックの最新IoT対応家電はそんなくらしを支えてくれる。パナソニック株式会社 アプライアンス社 副社長 兼 日本地域コンシューマーマーケティング部門長 河野明氏が新しい家電・サービスについて説明した。まず新製品のエアコンはEolia(エオリア)LXシリーズ。室外機に「高分子収着材」を搭載し、換気・加湿・新除湿機能で、部屋の空気の清潔性と快適性を向上。従来よりスピーディーに空気環境を整えるエアコンだ。またパナソニックは一人ひとりに合った快適な睡眠のための空気環境をお届けする寝室用のエアコンを開発中だ。新サービスとしてはパナソニックケアを展開。IoT対応家電に合わせたメンテナンスサービスで、使用状況に応じてお手入れのタイミングを通知し部品や消耗品をお届けするプランと、修理補償が付いたプランをそれぞれ有料にて提供する。サービスの対象は、この秋発売予定のエアコン、洗濯機だ。

あわせて、エアコンクリーニングサービスをリニューアル。「CLUB Panasonic」に登録されたエアコンを対象に、クリーニングが必要なタイミングの目安を無料で通知。ユーザーが希望すれば、新設された専用WEBサイトから申し込み、有料でクリーニングを受けられる。またIoT家電の接続にQRコードによる商品情報の簡単読取の仕組みを採用し、面倒な機器情報のインプットがQRコードのスキャンに置き換わった。ネット接続を面倒だと思ったり、入力途中で挫折してしまっていた方も簡単に接続が可能に。既に6月発売の炊飯器から対応しており、ユーザーにもその手軽さが好評だ。

くらしに寄り添う新しいテレビのカタチとして、レイアウトフリーテレビが登場する。従来はテレビを設置する場所が限定されていたが、チューナー部とモニター部をセパレートにすることで目的に応じて自由な使い方が出来るようになった。置き場所を選ばないのでこの時代にかかせないオンライン会議やオンライン授業のモニターとしても役立つ。レイアウトフリーテレビでは10月より開始する「音声プッシュ通知」サービスを連携することができる。この「音声プッシュ通知」は、IoT対応家電の動作状況やくらしに役立つ情報を、スピーカー搭載の家電が音声でお知らせしてくれるサービスだ。例えば、ゴミの日や薬・宅配便の時間などついうっかり忘れてしまったり、忘れたら困ることを登録することができる。ヤマト運輸の宅配便のお知らせは2022年春スタート予定だ。

その他、セパレート型コードレススティック掃除機やななめドラム洗濯乾燥機も新製品として登場する。

パナソニックは「1000万人のお客様と深くつながり続ける」ことを2024年度の目標に掲げた。「未来に続く定番となるような商品とサービスを作り続けていく」という。パナソニックの新たな挑戦に注目だ。

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