音までおいしい“リズム食感”とは? 東ハトが6年を費やした渾身の新スナック「ツイスター」開発秘話
- 2026/2/27
- グルメ

塩やチーズといったフレーバー、ポテトや米粉などの素材。スナック菓子の好みは人それぞれだが、サクサクと軽い食感と香ばしさが特徴の「コーンスナック」を、ふと無性に食べたくなる瞬間はないだろうか。
そんなコーンスナック好きに朗報だ。『キャラメルコーン』でおなじみの株式会社東ハトから2026年3月2日(月)、全く新しいコーンスナック「ツイスター」が全国で発売されるのだ。
発売日を目前に控えた2月25日(水)には、東ハト本社にてメディア向け先行試食会が開催された。「世の中にない“最高食感”をつくろう」という壮大なビジョンから生まれたという「ツイスター」。果たしてどのようなスナックなのか、その全貌をレポートする。

構想6年! 開発担当者の執念が生んだ「音までおいしい」スナック
「発売前にここまで緊張しているのは初めてです」。
そう語るのは、株式会社東ハト マーケティング本部 商品開発部 商品開発第一課 係長の速水雄飛氏。本商品の開発に、なんと6年もの歳月を費やしたという。速水氏の並々ならぬ情熱が込められた「ツイスター」。その最大の特徴は、他にはない軽快な「リズム食感」にある。

東ハトといえば、『キャラメルコーン』や『ポテコ』、『あみじゃが』など、多彩な形状のスナック菓子で知られるメーカーだ。これらの形状を作り出しているのが「押し出し成形機」と呼ばれる機械。生地を練り上げ、高圧でノズルから押し出すことで、様々な形や食感を生み出している。
今回の「ツイスター」もこの技術を駆使し、パスタスナックのような見た目でありながら、パスタ特有の硬さや口残り感のない、驚くほど軽い食感を実現したという。

実際に試食してみると、その言葉に偽りなし。「カリッ」という小気味よい音とともに、口の中でホロホロと崩れていく。味が濃すぎるわけではないのに満足感があり、次々と手が伸びてしまう。まさに速水氏が語る「音までおいしい」体験だ。
ポテトからコーンへ。素材と形状の最適解を求めて
プロジェクトが始動したのは2020年。「今までにない新しい食感」を目指し、当初はお祭りの屋台などで見かける「トルネードポテト」に着想を得て、ポテト素材での開発が進められていた。
しかし、ポテト特有のデンプンの粘り気が、理想とする軽快さを邪魔してしまう。試行錯誤の末、デンプンの粘着力が弱く、サクッとした食感になりやすい「コーン」へと素材を転換。これにより、ようやく求めていた心地よい食感が生まれたという。

形状の決定にも膨大な時間が費やされた。20種類以上の形状を検討し、たどり着いたのがこの「ツイスト形状」。

約1.5ミリという薄い生地を、ひねりながら押し出す「3Dツイスト成形技術」を採用。厚みが薄く幅が太い形状は空気を包み込みやすく、食べ始めの「カリッ」とした食感から、層が崩壊していく過程のリズムを生み出す。
巻き数で食感が激変? 驚きの食べ比べ体験
試食会では、さらに興味深い体験が用意されていた。完成品である「約5巻き」のツイスターと、ひねりが足りない「2~3巻き」の試作品の食べ比べである。

見た目の違いは一目瞭然だが、食べてみるとその差は歴然。巻き数が少ないものは、あの軽快な崩壊感が弱く、食感が単調に感じられる。
「薄ければ薄いほど食感は軽くなりますが、ひねりが弱くなる。食感と品質を担保するバランス調整に一番時間がかかりました」と速水氏。コンマ単位の調整を経て、現在の「黄金比」ともいえる形状が完成したのだ。
さらに、もうひとつのこだわりが「ハイブリッド成形技術」だ。主原料はコーンだが、実は少量のポテトが練り込まれている。コーン素材よりも油脂が多く含まれているポテトを入れることで、最後にじわーっと油が広がってスッと溶けるような口どけの良さを実現。
「食べ始めはカリッと、最後はスッと溶ける。だからまた食べたくなる」。このループこそが、ツイスターの真骨頂である。
思考をオフにする。「無心になれる」リズミカルな没入感
「ツイスター」のコンセプトは「無心になれるリズミカルなスナック」。日々のタスクや役割に追われる現代人にとって、脳を空っぽにする時間は貴重だ。映画館でポップコーンを食べる時のように、カリッとした音と咀嚼の一定のテンポに身を委ねることで、思考がオフになり、自分だけの時間に没頭できる。
仕事の合間の気分転換や、自宅でのリラックスタイムに、「ながら食べ」をするのに最適なスナックといえるだろう。
頭もスマホも「ひねり」まくれ! ユニークなプロモーション展開
商品だけでなく、プロモーション施策にも「ひねり」が効いている。
マーケティング本部 ブランド戦略室 室長代理の永沼朱里氏からは、発売を盛り上げる2つのキャンペーンが発表された。

ひとつ目は、「シークレットXアカウント探し」。リアル宝探し専門の株式会社タカラッシュ考案の謎解き企画で、ヒントをもとに隠されたツイスターの公式Xアカウントを探し出すというもの。見事アカウントを見つけた先着50名には商品セットが、抽選で5,000名にはAmazonギフトコードが当たる。

ふたつ目は、ブラウザゲーム「エンドレスツイスター」。スマホを振って、21秒間(「ツイ」スターとかけて)にどれだけ多くのツイスターを砕けるかを競うゲームだ。

試食会では、実際に記者がこのゲームに挑戦する「メディア対抗バトル」も開催された。会場に響き渡る「カリカリカリッ」という爽快な効果音の中、参加者は必死にスマホを振り続ける。
結果、82回という高得点を叩き出した男性記者が優勝。実はこのゲーム、単に振るだけではなく、商品の形状にちなんだ「ある動き」を加えることが高得点のカギになるという“裏技”も隠されているそうだ。
ツイスター旋風、到来の予感
「キャラメルコーン」という偉大な先輩を持つ東ハトが、満を持して送り出す、しょっぱい系コーンスナックの新星「ツイスター」。6年という歳月をかけて追求されたその食感は、一度食べ始めると止まらない中毒性を秘めている。
「カリッ、サクッ、スッ」のリズムに身を任せ、無心でスナックを頬張る。そんな新しいリラックスの形が、この春、日常の風景になるかもしれない。
「ツイスター チーズ味」「ツイスター コンソメ味」は、2026年3月2日より全国発売。ぜひ一度、その“最高食感”を体感してみてほしい。








