桜木総建が千葉県内初となる太陽光パネル処理のための『ソーラーパネルリサイクルセンター』を開設

地球温暖化が進み、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量「実質ゼロ」の脱炭素社会を目指している昨今。日本でも2020年に当時の首相の菅氏が「2050年を目途に、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と表明している。そんな中、日々進歩する技術やエネルギーを学びつつ、脱炭素社会に貢献するため太陽光パネルで先進的な取り組みをしている桜木総建株式会社(以下、桜木総建)は、太陽光パネルに関する新規事業として、千葉県内初となる太陽光パネル専門のリユース・リサイクル事業を2023年7月12日(水)より本格的に開始。それに伴い2023年2月27日(月)よりメール、電話での問い合わせ受付を開始する。

この新規事業により、太陽光パネル事業の販売・施工・メンテナンス・撤去・リユース・リサイクル・リパワリング(古い設備を更新することで、発電能力を高めること)という、太陽光発電に関わる7つの段階すべてをサポートすることが可能となる桜木総建。この7段階すべてを1つの窓口でサポートするサービスは、これまで国内には無いサービスだというから驚きだ。

約30年前に普及し始めた太陽光発電は、11年前の2012年に政府の「固定価格買取制度」(FIT)導入以降、事業者が急増しさらに普及したが、太陽光パネルの耐用年数は20年から30年ほどのため、近年では耐用年数を超えるものが増え、使用済パネルの排出見込量が増加し始めているという。
使用済パネルの排出はまだ本格化はしていないが、現在でも施工不良や自然災害による損壊、設備変更に伴うパネルの交換等により、2018年の時点で約4,400tが排出されているそうだ。
今後の排出見込量については、環境省が実施した推計では、 製品寿命を25年とすると2039年には約78万t、産業廃棄物の最終処分量の6%になることが見込まれている。また、前提条件は異なるが、資源エネルギー庁が公表した推計では2035~2037年頃にピークを迎え、年間約17~28万t、産業廃棄物の最終処分量の1.7% に相当する量になると予想されているという。

これらの背景から“作る責任に真摯に向き合い、安易な埋立や、違法な処理、不法投棄を抑止する一助になること”を目指し、千葉県で初となる太陽光パネル専門のリユース、リサイクル業を開始する桜木総建。現在では千葉県産業廃棄物指導課のアドバイスを受けながら、太陽光パネル専門の中間処理施設を2024年に八街市東吉田にて建設予定としており、将来的に年間30万枚を超える処理施設になる計画だという。

代表取締役である松原氏は「私達は、地球環境の悪変から自然豊かな環境社会を目指して行動しています。太陽光パネルは貴重な資源をもとに製作されていて、設置事業者として、安全にリユース・リサイクルを促進することが私達の義務だと思っています。正しい設計と施工、リパワリングと撤去工事、そしてリユース・リサイクル。循環型で一貫したご提案が可能なのは全国でも弊社のみという強みを活かして、社員と家族が成長できる職場づくりを目指します」とコメントしている。

これまで、企業または個人が太陽光発電を考える場合、太陽光パネルの販売・施工・メンテナンス・撤去・リユース・リサイクル・リパワリングといった7つの段階すべてを1社で請け負える企業はなく、太陽光発電に関わる企業または個人は各段階で請け負ってもらえる事業者を独自に探す必要があった。そんな中、桜木総建ではこの7つの段階すべてを1社で提供可能となるため、太陽光発電をこれから検討する段階から、太陽光発電中はもちろん、太陽光パネルを撤去する段階まですべての企業や個人対して、適切な利便性やサポートをしてくれる。ぜひ太陽光発電を検討中の方や太陽光発電に悩みを抱えている方は桜木総建に相談してみてはいかがだろうか。

<桜木総建株式会社>
URL:https://www.sspv.jp/

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