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推し活も伝統文化もコンビニから! ファミマのアプリで“大相撲一月場所”へ行こう

日本の伝統文化である大相撲が、再び熱を帯びている。新横綱・大の里の誕生をはじめ、各地の本場所チケットが完売するなど、相撲人気が再燃している今。その熱気を日常の中でも感じられるキャンペーンが、ファミリーマートによってスタートした。

2025年10月7日から始まった「ファミマのアプリ提示で大相撲を見に行こう!」キャンペーンでは、公共料金や税金、通販代金などをファミリーマート店舗で支払う際に、アプリ「ファミペイ」を提示することでスタンプが貯まり、抽選で令和八年大相撲一月場所の観戦チケットなどが当たる仕組みとなっている。相撲をこよなく愛する“スー女”と呼ばれる女性ファンの増加や、推し力士を応援する文化の広がりなど、大相撲はいま新たなフェーズに入っている。そんななかで、日常生活に密着するコンビニが伝統文化との橋渡し役を担うという点が興味深い。支払いという行為が、次第に“観戦の夢”へとつながっていく感覚を味わえるのだ。

スタンプを集めて夢の土俵へ!シンプルで楽しいファミマ式キャンペーン

本キャンペーンの参加方法はシンプルである。ファミリーマートの店舗で公共料金や税金などを支払う際に「ファミマのアプリ」を提示すると、1件につきスタンプが1個貯まる。スタンプ数に応じて、さまざまなコースに応募することができる。A賞からG賞までの観戦チケットコースでは、両国国技館で行われる令和八年一月場所のマス席やイス席チケットが総勢160名に当たる。さらに、人気力士の直筆サイン入りアクリルスタンドや、手形デザイン入り手ぬぐいなどが当たるグッズコース、ファミマポイントが当たるコースも用意されている。また、支払いに「ファミペイ決済」を利用すると当選確率が2倍、「翌月払い」登録者は3倍になるという特典もあり、アプリの活用度が高いほどチャンスが広がる仕掛けだ。普段の支払い行動に少しの工夫を加えるだけで、楽しみが増えるという設計がうまい。

推し活文化と国技が交わる瞬間 ファミマが見つけた“現代の相撲”

ファミリーマートがこのタイミングで大相撲をテーマにしたキャンペーンを打ち出したのは、社会的な文脈の変化と無関係ではない。近年の相撲界は、若手力士の台頭やSNSでの発信を通じて、これまで以上に多様な層から注目を集めている。「スー女」と呼ばれる女性ファンを中心に、力士を“推し”として応援する文化が定着し、相撲観戦が一種のエンターテインメントとして浸透しているのだ。

ファミリーマートが掲げる企業スローガンのひとつに「『あなた』のうれしい」がある。このキャンペーンもまさにその延長線上に位置づけられる。公共料金や税金など、どうしても“義務的”になりがちな行為に、少しの楽しさを加えることで、日常の中にポジティブな体験を生み出している。支払いのたびにスタンプが貯まり、その数が増えるほど期待が膨らむ。この“うれしさの連鎖”こそ、ファミリーマートが目指す顧客体験の形なのだろう。

豪華賞品ラインアップ!人気力士の直筆サインや限定グッズも登場

キャンペーン期間は2025年10月7日から2026年2月2日まで。観戦チケットコースの応募は12月26日まで、その他景品コースは翌年2月6日まで受け付ける。応募はファミマのアプリ内から行い、当選者には「ファミペイ」内で通知が届く仕組みである。

観戦対象となるのは、2026年1月18日から25日にかけての一月場所(両国国技館)。マス席からイス席まで、幅広い等級のチケットが用意されており、友人や家族と一緒に楽しめるものも含まれている。さらに、人気力士・若隆景や大の里、玉鷲などの直筆サイン入りアクリルスタンドや手ぬぐいも登場。景品はすべてファミリーマート限定デザインで、相撲ファン垂涎のラインアップとなっている。

応募条件はアプリ提示が必須であり、支払い方法は現金またはファミペイ決済。なお、ファミペイ内で完結する「請求書支払い」は対象外となる点に注意が必要だ。チケットの転売や当選権利の譲渡は禁止されており、公正な抽選が行われる。

◾️キャンペーン概要
【キャンペーン期間】
2025年10月7日(火)~2026年2月2日(月)23:59
【応募期間】
・観戦チケットコース
2025年10月7日(火)~2025年12月26日(金)23:59
・その他景品コース
2025年10月7日(火)~2026年2月6日(金)23:59
【キャンペーン特設ページ】
URL:https://www.family.co.jp/campaign/spot/2510_GrandSumo_January_cp.html

両国国技館へ続く道は、あなたの街のファミマから

今回の「ファミマのアプリ提示で大相撲を見に行こう!」キャンペーンは、支払いという日常的な行為に、文化を感じるワクワクを加える試みである。単なる販促にとどまらず、「支払う=参加する」という体験設計が、現代の消費行動に寄り添っている点が特徴的だ。

両国国技館の土俵上で繰り広げられる真剣勝負、観客席に満ちる歓声、そしてその場でしか味わえない臨場感——。それらを手にするチャンスが、身近なコンビニから生まれる。ファミリーマートが掲げる「あなたと、コンビに、ファミリーマート」というメッセージは、単なるキャッチコピーではない。人々の暮らしの中に“うれしい”瞬間を生み出す取り組みの象徴である。

支払いが文化体験へと変わる——。その発想の転換こそ、ファミリーマートが描く新しい顧客体験の形である。

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